こどもエコすまい支援事業はじまる!2023年は先進的窓リノベ事業も。お得にリフォーム・リノベできるかも!?
さてさて。今年(2023年)も昨年に引き続き、節湯や熱効率の良い、いわゆるエコな水回り商材や、掃除がしやすいなど家事が楽になる設備機器、断熱性を高める省エネにかかわる工事などを取り入れたリフォーム・リノベーション及び新築の工事を行うと補助金が頂けるという制度がはじまります。アイエムエーピィでも対応できるように、登録申請を行いました。
なんやかんやで毎年、同じような事業が行われております。これからリフォーム・リノベーション・新築される方には、とてもありがたい制度です。工事を行う側からしたら、毎年内容や申請の仕方が変わるため、「毎年変えるやめてぇ」と言いたくなる事業です。とはいえ、業界が活性化するのは間違いないですし、お客さんは大喜びな制度です。
節水型のトイレや断熱性の高い浴槽、節湯になる水栓(お風呂、洗面化粧台、キッチンの水栓)、断熱性の高い複層ガラスの窓・ドア(内窓やガラスの交換だけでもOK)、壁や屋根、床下の断熱工事、高効率の給湯器、太陽熱利用システム、蓄電池などが対象になります。さらに、これらの工事とあわせて行うことで、家事の負担を軽減する食洗器やレンジフード、自動調理対応コンロ、浴室乾燥機、宅配ボックス。子育てしやすいレイアウトにする工事。段差解消や手すりなどの取付けを行うバリアフリー工事。防災性能を向上させる工事。空気清浄機や換気機能付きエアコン。リフォーム瑕疵保険の加入。などなど。
様々な工事に補助金が付きます。最大で30万円(条件によっては60万円)もの補助金がもらえるのです。「どうせ、追加で対象になるグレードの商品に変更しないといけなくて、結局全然得にならないんじゃない?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、最近の設備機器はほとんどが対象の商品ですので、ほぼほぼすべての場合お得になります。
詳しいことを書くのはとても大変ですので、「こどもエコすまい支援」で検索してみてください。山のように関連ページが出てきますので。
と、ここまでは例年とほぼ変わらない内容で、今年の目玉は何といっても「先進的窓リノベ事業」のほうでしょう。こちらもざっと紹介させて頂きますが、まずは、補助率がハンパなく高いです。工事内容や仕様によって異なりますが、感覚としては、工事金額の30%~50%程度が補助金として戻ってくるイメージです。そして、最大200万円の補助。とても魅力的な内容です。
対象となるのは、リフォーム・リノベーションのみで新築は除外されます。窓やドアの交換。内窓の設置。ガラスの交換が対象です。基本的には断熱性の高い複層ガラスです。LowEガラスなど省エネ性能が高いものほど補助金の額も高くなります。
何と言いますか、正直、窓の断熱は結構前から言われていることなんですが、なかなか浸透していかない感じで、率先してやる工事にはなってなかったですよね。「冬は寒くて当たり前だ」とか「窓だけ断熱してもねぇ」とか。冬は寒いけど室内は暖かいほうがいいですし。ちょっと考えてみてほしいのは、外壁は断熱が弱いといっても外の壁と内の壁の間は10㎝以上の厚みがあるのに、窓は3mm程度のガラスだけしかないのですよ。どう考えても窓が断熱性最弱ですよね。だからと言って絶対やったほうがいいとは言えないですけどね。
とにかく、この先進的窓リノベ事業はだいぶお得なので、間違いなく要チェックです。
もう一つ。さらに補助事業があります。給湯省エネ事業というものです。CO2削減効果の高い高効率給湯器の設置に対する補助になっています。
こういう補助金はタイミングもありますから、絶対に利用できるわけではないですが、せっかくならば使いたいところですね。さらにリフォーム・リノベーションの工事をすると、所得税の控除や固定資産税の減額など様々な恩恵を受けることができます。さまざまな条件がありますので、その辺りは個別にお問い合わせください。
たまには、ためになるお知らせもあるので。要チェックであります。ごきげんよう。